クレジットカードの『クレジット』とは『信用』ですから、申込者の信用を担保するために様々な審査が行われます。
いくらおすすめのクレジットカードを見つけても、審査に通らなければ意味がありません。せっかく見つけたおすすめの一枚を手にするためにも、クレジットカードの審査基準を簡単に理解しておきましょう。
クレジットカード会社の基本的な審査項目には以下があります。
・申込書に記載された内容
・過去の自社取引情報
・指定信用情報機関に登録された他社取引情報
その他、現在のクレジット債務残高や支払履歴、遅延の有無なども確認されているようです。 クレジットカードの利用の仕方は収入や家族構成、ライフスタイルによって異なりますから、これらを総合的に判断して、クレジットカードの発行の可否あるいは利用可能限度額を設定しています。
個々の審査基準はクレジットカード会社毎に異なりますが、割賦販売法では、『支払可能見込額』を審査すべきことが義務付けられており、原則として法令で定められている限度額を超える利用可能額を付与することはできません。
なお『支払可能見込額』とは利用者等の年収から生活を維持するために必要な支出や債務などを除き、1年間の支払いに充当できると想定される金額をいいます。
『支払可能見込額』=(年収-生活維持費-債務など)×0.9
クレジットカードの審査基準は公にされていないことがほとんどです。あれこれとクレジットカードを比較しておすすめの一枚を見つけるのも重要ですが、おすすめのクレジットカードを手に入れるためには、カードの支払を延滞したりしないことや公共料金の滞納などに注意するのがおすすめです。